HSP×自己肯定感

HSPがストレスに弱いのはメリットだと気づいた

「ストレスに弱い」と悩むHSPの方は多いのではないでしょうか?

HSPは音や匂いといった物理的な刺激にも敏感ですし、他人の感情や周囲の環境などにも影響されやすい、繊細な気質の持ち主だからです。

私自身、かなりストレス耐性が低く、不安や緊張に押しつぶされそうになることが多々あります。その度に「こんな自分を変えたい」と思うものの、結局はダメでした。

ところが最近になって、HSPがストレスに弱いのはメリットになり得る、ということに気づきました。

今回は、

  • ストレスに弱いことの何がメリットなのか?
  • HSPがストレスと上手に付き合う方法
  • ストレスに弱くても生活できる環境を手に入れよう

といったことをお話ししていきます。

HSPがストレスに弱いのはメリットだと思う理由

①いち早く”状況のおかしさ”に気づける

元「日本一のニート」で知られるphaさんの著書『しないことリスト』を読んだところ、以下のように書かれていました。

ストレスに弱い人のほうが状況のおかしさを一番早く察知できる。
引用:pha『しないことリスト』 第2章 努力しないリスト p74

phaさん自身は(おそらく)HSPではないのですが、これはHSPにも同じことが言えると思っています。

鈍感な人は、苦しくても体力や根性で乗り切ろうとするため、自分が置かれている環境がおかしいことに気づきにくいです。気づいたとしても、多少の違和感はなかったことにするでしょう。

一方でストレスに弱いHSPは、今いる環境に対する違和感を察知することができます。

意識している・していないに関わらず色々な情報をキャッチするため、ささいなことでも気になってしまい、そういったものが積み重なった結果がストレスとして体調に表れるからです。

確かに、ストレスに弱くて疲れやすいのは日常生活において不便かもしれません。しかし、早い段階で身体や心がSOSを出してくれるため、”その環境に自分が適しているか”が短期間で分かります。

②自分の感情に素直になれる

HSPはとくにネガティブな感情に敏感ですが、それを悪いことだとは思いません。

「嫌い」「苦手」「合わない」「やりたくない」といった感情に素直になることが、「じゃあ、自分は何がしたいんだろう?」と向き合うきっかけになるからです。

実際に、今までお話ししてきたHSPの方達は、「何が苦手なのか」「どういった環境にストレスを感じるのか」を知ったうえで前に進もうとしているように見えました。

ストレスに弱いということは、自分の弱点に気づく機会を多くもっているということなのです。

HSPがストレスと上手に付き合う方法

①がんばらない

私は「がんばる」という言葉があまり好きではありません。私自身ががんばれない人間というのもありますし、なによりも言葉に「苦痛に耐えて乗り切る」というニュアンスが含まれていると感じるからです。

がんばることを否定はしないのですが、「がんばらずに何とかすること」が一番だと思っています。

「ストレスに立ち向かおう!」と意気込んでも、余計に精神を病んだら元も子もないですし、そもそも今いる環境自体に原因があるなら自分ではどうしようもありません。

ただ勘違いしてほしくないのは、「HSPが変わる努力をしなくても良い」ということではなく、「がんばるべきところ・そうでないところ」を判別するのが大事ということです。

②不安や恐怖を無視せず、逃げる

不安や恐怖を日常的に感じるのであれば、そこは自分に適した環境ではないです。そんなときは無理して立ち向かわず、逃げましょう。

私自身、色々な”嫌なこと”から逃げてきました。

中学校では、集団行動が苦手でクラスに馴染めないことを理由にして学校を休みがちでしたし、高校や大学でも、基本的に「やりたくない」と思ったことはやらずに過ごしてきました。

社会人になって苦手な上司のもとで働くことになりましたが、精神的に限界を迎えたので会社に相談し、今では違う現場で働いています。

今まで生きてきて精神的にやられてしまうことは何度かあったものの、それでも大きな病気にかからなかったのは、ストレスを感じる環境を避けてきたからです。

もし現在も強いストレスを受け続けているのなら、今いる環境を見直す良い機会かもしれません。

③環境を変える

ストレスの原因は潜在的で、環境そのものに問題がある場合が多いです。

先ほど書いたように、環境に原因があるなら、自分ではどうすることもできません。

会社でいうと、相性が悪い上司、職場のピリピリした雰囲気、通勤時の人混み、などなど…。とくにHSPはその場の雰囲気に敏感なので、ちょっとしたことでも体調を崩しがちです。

だからこそ、環境を変えてみたら意外とあっさり解決した、なんてこともあります。

抱えているストレスが一時的なものなら良いのですが、「これからも続きそうで気が滅入ってしまう…」と感じるなら、環境を変えることをオススメします。

できれば引越しや転職などで思い切って変えるのがベストですが、ちょっとした旅行にいくことでもリフレッシュできますよ。

ストレスに弱くても生活できる環境を手に入れよう

ストレスに弱い自分を変えたい、と思うHSPは多いかと思います。

ただ、上述したようにストレスに弱いことのメリットはありますし、自分を変えたい一心で、無理して精神を病んだら元も子もありません。

大事なのは、今の自分のままで無理なく生活できる環境を手に入れることです。

そのためには、ストレスに弱いことを受け入れることが大事です。そのうえで、「自分はどんな生活を望んでいるんだろう?」と考えていきましょう。

ちなみに、今回ちらっと紹介したphaさんの著書『しないことリスト』は、「何かをがんばらなきゃいけない!」と思っている人にオススメです。HSPのことが書いてあるわけではないですが、「今のままでもいいんだ」と思わせてくれるような内容になっているので、ぜひ読んでみてください。

ABOUT ME
シラカワサト
社会人2年目にしてブラック上司のもとで働くことになり、精神的に追い詰められた結果、自分がHSP(敏感気質)であることを知りました。 以来、自分と同じHSPの人の力になりたいという想いから、ブログやTwitterで情報発信しています。