HSP×自己肯定感

HSPが劣等感から解放されるための「しないことリスト」

「あの人と比べて自分はダメだな」
「自分は社会不適合者なんじゃないか?」

と、劣等感を抱えているHSPはいると思います。

もちろん、私にも劣等感があります。中学時代はクラスに馴染めないという理由で学校を休みがちでしたし、社会人になってからは嫌な上司のもとで働くことになり、結果として精神がボロボロになりました。

そんな経緯があるから、基本的に自分に自信がもてたことがありません。「周りが平気でやっていることでも自分には難しい」と劣等感に襲われることもしばしば…。

ところがある日、”元日本一のニート”で知られるphaさんの著書『しないことリスト』を読み、「生きていくうえで本当にやらなきゃいけないことって、そんなに多くないのでは?」と気づきました。

それと同時に、「HSPが気質的に苦手なことを無理してする必要もない」とも考えました。

今回は、HSPが劣等感から解放されるためには「しないことリスト」を作るのがオススメというお話です。私が作った「しないことリスト」もちょっとだけご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

他人がやっていることや社会が求めていることを必ずしもやる必要はありません。HSPは気質的に苦手なことをやらなければ、劣等感から解放されると考えています。

※『しないことリスト』はHSP本ではないですが、「そんなにがんばらなくていいんだ」と思わせてくれる内容になっています。興味があれば読んでみてください。

HSPが劣等感を抱えてしまう原因

他人がやっていることや社会が求めていることを無理してやろうとして、やっぱりできなかったとき、強い劣等感に襲われたことはありませんか?

HSPは社会的に少数派(5人に1人という割合で存在)なので、多数派である非HSPに合わせようとしますが、気質的に向いてること・向いてないことがあります。私の体感的に、現代社会でHSPが活躍できる場はそれほど多くないと感じます。

HSPの方は、下記のようなことでがんばろうとした結果、「他の人と同じようにできない私は社会に向いてないのでは?」と考えたことがあるのではないでしょうか?

  • 社会的には外向的な人間が評価されがちだから、無理して外向的であろうとする
  • 人付き合いという名目で飲み会に参加するが、本当は騒がしい場が苦手
  • 会社で色々な仕事を同時に振られるが、脳の処理が追いつかないためマルチタスクが苦手

気質的に苦手なことを個人の力でどうにかしようとすると、「やっぱり私には無理だ…」となり、劣等感につながる可能性があります。

もちろん、何でもかんでもHSPを言い訳にするのではなく、社会に適応するための工夫は必要です。ただ、生まれもった気質を工夫でカバーするにも限界があるのではないかと私は思います。

HSPで劣等感が強い私の「しないことリスト」

他人と比較しない

私は昔から競争が嫌いで、自分のペースを大事にしたいという思いがあります。

基本的に自分が他人より優れていると思ったことはないので、他人と比較すると焦りが生まれ、自分のペースを乱されてしまうんですよね。だから、他人と比較することはやめます。

自分は自分なので。

他人の顔色を窺わない

他人の顔色を窺ってばかりだと、他人軸で生きることになります。

何かを発言したり、行動に移すときの判断基準が他人(の顔色)になり、機嫌を損ねないための言動・行動をするようになるからです。

コミュニケーションとして他人の顔色を窺わなければならない場面はありますが、やりすぎると自分が分からなくなってしまいます。

私は親や上司に対して同様のことをしてきましたが、自分軸で生きるためにも、必要以上に他人の顔色を窺うのはやめにします。

https://www.shizukana-kurashi.com/watch_for-complexion/

決断を急がない

HSPである私は色々なことに気づくため、思考がまとまらないことが多いです。

どんどん時間が経過していく焦りから急いで決断をしたくなるのですが、自分が納得いくまで考え抜いた方が、その後の満足度が高いことが経験で分かりました。

やりたいことや興味あることに対しては”見切り発車”で行動するようにしていますが、何でもかんでも即決すれば良いわけでもありません。

大事なのは、自分が納得いく答えを出したうえで行動に移すことです。

嫌いなことはしない

私はお金のためであっても、嫌いなことはしたくない人間です。

一人暮らしでフリーターをしてた時期があり、貯金がなかったので短期バイトで食い繋ごうとしたのですが、「働きたくない」という思いからバイトを欠勤した経験があります。結局、お金は両親に借りることに…。

私の原動力はお金ではないんだなと実感しました。

今はお金で例えましたが、基本的には“何かのため”に嫌いなことを我慢してやるよりも、好きなことをやった方が楽しいし、精神的にも優しいです。

なので嫌いなことは極力せずに、「自分がその物事に価値を見いだせるか」で行動するようにします。

HSPに囚われない

私はHSPという概念を知ったばかりの頃は「これもHSPのせいかな?あれもHSPのせいかな?」と、HSPに囚われていました。

HSPという概念に囚われると、色々な可能性を狭めてしまいます。

例えば、HSPに向いてる職業・向いてない職業はたしかにあるかもしれませんが、あくまでも「HSPはそういう傾向にある」という分析でしかありません。にも関わらず、「やってみたいけど、こういう気質だから無理だよな…」と諦めるのは、すごく勿体ないです。

なので、「HSPだから…」と言い訳にせず、興味をもったことにはチャレンジするようにしたいです。

本当の意味で「やらなきゃいけないこと」は滅多にない

生きていると、「こうであるべき」という固定観念に支配されることがあります。

多くのHSPは「外向的であるべきだ」という一般的な価値観から、一度は学校や会社で外向的に振舞おうとした経験があるのではないでしょうか?

だけど、それは本当にやらなきゃいけないことでしょうか?

他人がやっていることや社会で求められていることが、”誰にとっても必要なこと”ではない気がします。

先ほど書いたように、HSPが抱える劣等感の原因は「気質的に苦手なことをやろうとすること」です。なので、「苦手なことを無理してやらなくても良い」ということに気づくことができれば、少しは劣等感から解放されると考えています。

生きていくうえで本当の意味で「やらなきゃいけないこと」って滅多になくて、やりたいことに時間を費やした方が自己肯定感も上がります。

自分だけの「しないことリスト」を作ってみよう

今回は、私の「しないことリスト」をご紹介しましたが、内容はもっと具体的でも良いです。

例えば、

  • 休日は人が多いから買い物に出かけない
  • 疲れているときは、友達の誘いであっても遊びに行かない
  • 会議では無理して発言しない
  • 体調が悪いときは無理して出社しない

などなど…。

自分が「普段から無理してるなー」と感じることを、いっそのことやめてみると生きづらさ解消につながるかもしれません。

まとめ

HSPが劣等感から解放されるための「しないことリスト」についてお話しました。

まとめると、

  • HSPが気質的に苦手なことをやろうとすると劣等感につながる
  • 他人がやっていることや社会が求めていることは、誰にとっても必要なわけではない
  • 劣等感から解放されるために「しないことリスト」を作るのがオススメ

生きている限り、劣等感が完全になくなることはないと思います。

それでも今回の記事が、HSPの方が自身の劣等感と向き合っていくキッカケになれば嬉しいです。

ABOUT ME
シラカワサト
社会人2年目にしてブラック上司のもとで働くことになり、精神的に追い詰められた結果、自分がHSP(敏感気質)であることを知りました。 以来、自分と同じHSPの人の力になりたいという想いから、ブログやTwitterで情報発信しています。