HSP

なぜHSPは疲れやすい?原因と対策とセルフケア

日本ではHSPの認知度がまだまだ低いとはいえ、書店やネットでHSP関連の情報をよく目にするようになりました。

「HSPの認知度を高めたい」という想いで情報発信している私としては、嬉しい限りです。

しかし、「どうやら自分はHSPという気質らしい。HSPには色々な特徴があるのは分かったけど、そもそも疲れやすいのはどうして?」と、最近になってHSPを知ったという方もいるでしょう。

そこで今回は、

  • HSPが疲れやすい原因
  • HSPが疲れないようにするための対処法
  • HSPが疲れてしまったときのセルフケア

について書いていきます。

HSPが疲れやすい原因

HSPとは一言でいうなら、繊細で感受性が強い人のことです。”敏感気質“や”ひといちばい敏感な人“なんて言ったりもします。

HSPの疲れやすさは敏感気質によるものなので、その原因をしっかり知っておきましょう。

HSPと非HSPは脳の神経システムが違う

なぜHSPが疲れやすいのかというと、非HSPとは脳の神経システムが違うからです。

HSPの脳はより多くの情報をキャッチし、かつ深く処理するようにできています。また、つねに色々なアンテナが張ってあるため無意識に刺激を受け、疲弊してしまうのです。刺激とは五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)から感じとるもの以外に、不安や緊張など精神的なものがあります。

HSPが「他人が気づかないようなことに気づく」「ささいなことにも動揺してしまう」のは、あらゆる刺激を感じる力が強いからで、非HSPと脳のつくりに違いがあるためです。

非HSPにとっては何でもないことでも、HSPにとっては大きなストレスになり得るので、結果として疲れやすさを感じてしまいます。

HSPが疲れやすいのは体ではなく脳

あなたが”疲れ”を感じるとき、「頭がボーッとする」「思考がまとまらない」といったことはありませんか?

実は、HSPは体ではなく脳が疲れやすいのです。

なぜなら先ほど書いたように、HSPは色々なアンテナを張り巡らせているから。つまり、意図しなくても脳がフル稼働しているのです。にも関わらず、脳が処理できる刺激の許容量には限度があるため、HSPの脳は早い段階でキャパオーバーになってしまうんですね。

私自身、思考力を要する仕事はすぐに疲れてしまいがちで、「体は元気なんだけど頭がボーッとする」なんてことがよくあります。夕方ぐらいになると、ほとんど頭が働いていないです(笑)

体ではなく脳が疲れやすいのは、脳の”稼働率”が高いからですが、かといって「非HSPよりもHSPが優れている」というわけではありません。

余計な情報までキャッチしてしまうため、色々なことに気づき、結果として不要なことに脳のリソースを割いてしまう傾向にあるからです。それも”無意識”にです。

HSPについてもっと知りたい方は以下の記事も読んでみてください。HSPの特徴について書いています。

繊細で生きづらい?それってHSP(敏感気質)かも繊細がゆえに生きづらさを抱えているなら、それはHSP(敏感気質)かもしれません。HSPの特徴やメリット、生きづらさへの対処方法などについて書いています。...

HSPが疲れないための対策

先ほど書いたように、色々なことに気づいてしまうのがHSPの特徴です。

なので、「気づかないフリをしよう!」と意識してきた方もいるかと思います。しかし、「HSPが気づいてしまうのは仕方ない。「対応するorしない」の判断が大事」に書いたように、HSPが気づかないフリをするのは無理な話ですし、鈍感になろうとするのはやめた方がいいです。

なので私としては、疲れやすさには刺激をシャットアウトする方向性で対処することをオススメします。

五感別に刺激をシャットアウトする

HSPが疲れないようにするためには、五感別に刺激をシャットアウトすることが基本になります。

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚からの刺激を物理的に遮断してしまうことが対処法としては簡単だからです。不安や緊張などが原因となる刺激もありますが、自分の精神面を鍛えたり、人付き合いのあり方を見直したりと、なかなか一長一短にできるものではありません。

というわけで今回は、五感別に刺激をシャットアウトする方法をご紹介します。といっても何も難しいことはなく、

  • 視覚 ⇨ メガネやサングラスをつける
  • 聴覚 ⇨ 耳栓やイヤホンをつける
  • 嗅覚 ⇨ マスクをつける
  • 味覚 ⇨ 味付けが薄い食事を心がける
  • 触覚 ⇨ 肌触りがいい服を着る

という感じです。

気づかないフリをすることは無理でも、脳に刺激を認識させなければいいのです。

生活の工夫次第では、意外と簡単に刺激をシャットアウトすることは可能なので、ぜひ試してみてください。

五感別に刺激をシャットアウトする方法は、以下の記事に詳しく書いてあります。

【五感別】HSPの私が実践している「刺激をシャットアウトする方法」HSPを知ってから、"刺激をシャットアウトする方法"を試行錯誤してきました。 というのも、HSPゆえの疲れやすさを軽減するには"物...

刺激をシャットアウトする一番の方法は寝ること

物理的に刺激をシャットアウトする一番の方法は「寝ること」ですね。

理由は以下の2つです。

  1. 人間の情報入力は視覚が8割なので、目を瞑ることで脳の疲労を抑えることができる
  2. 睡眠をとることで疲労した脳を回復することができる

たとえ熟睡できない状況(会社の昼休み等)でも、目を瞑っているだけで効果があるのでオススメです。私は仕事・私生活を問わずに、疲れを感じやすい昼〜夕方にかけて軽めの睡眠をとることを心がけています。

視覚からだけでなくあらゆる刺激をシャットアウトし、かつ脳を休ませることもできるので、疲れてしまったときのセルフケア(※後述)にもなります。

疲れやすいHSPに昼寝をオススメする2つの理由【HSPのためのセルフケア】どうも、シラカワサト(@shirakawa_sato)です。 HSPは非HSPと比べて疲れやすい、といわれています。 実際に...

疲れてしまったときのセルフケアが大切

不要な刺激をすべてシャットアウトできれば最高ですが、残念ながらそう簡単にはいきません。

どうしても疲れてしまうこともあるので、疲れてしまったときのセルフケアが大切になってきます。

私がよくやるのは、

  • 好きな音楽を聴く
  • アロマを焚く
  • 熱めのシャワーを浴びる
  • さっさと寝る

です。

HSPが疲れやすいのは、つねにアンテナを張り巡らせているからでしたね。これは別の表現をすると「神経が高ぶっている状態」です。つまり、高ぶった神経を鎮めてリラックスした状態になることができれば、ある程度の疲労感は回復します。

私は仕事で疲れてぐったりしてしまったときには、熱めのシャワーを浴びてさっさと寝るようにしていますね。

セルフケアについてもっと知りたいという方は、以下の記事が参考になると思います。よかったら読んでみてください。

簡単にできるセルフケアを紹介。「HSPのためのアイデアリスト」が参考になる!どうも、シラカワサト(@shirakawa_sato)です。 「もっとHSPについて知りたい」と思い、最近は色々な書籍を読み漁って...

おわりに

  • HSPが疲れやすい原因
  • HSPが疲れないようにするための対策
  • HSPが疲れてしまったときのセルフケア

について書きました。

何かと疲れやすいHSPですが、原因を知っていれば対策をとることができます。

あなたにとって実践しやすい対処法やセルフケアがあれば、ぜひ生活に取り入れてみてください。

ABOUT ME
シラカワサト
社会人2年目にしてブラック上司のもとで働くことになり、精神的に追い詰められた結果、自分がHSP(敏感気質)であることを知りました。 以来、自分と同じHSPの人の力になりたいという想いから、ブログやTwitterで情報発信しています。